お手伝い表は、家にある紙とペンから作れます。100均のカレンダーやシール、ホワイトボードを材料の候補にする場合も、必要なものと安全に使える方法を決めてから探すと、買い過ぎを避けやすくなります。
この記事は家庭に合わせて調整する作成案です。購入・使用した商品のレビューではなく、全国の店舗の販売や在庫を確認した記事でもありません。旧記事の「3チェーンで専用表の販売なし」「300円あれば十分」などの断定は取り下げました。
まず決めるのは、1〜2個の項目と記録方法
お手伝いの内容は、年齢だけでなく、その子が安全にできることと大人が見守れる範囲で選びます。例えば、決まった箱に大きなおもちゃを戻す、タオルを一緒にたたむなどから、家庭で無理のない項目を選んでください。
火や刃物、洗剤、高所での作業、幼いきょうだいの入浴介助などを、子どもだけで行うお手伝いとして表に入れないようにします。できなかった日の罰や、きょうだい間の順位付けのための表ではなく、取り組んだことを一緒に確認するための表にします。
作成案1:紙に一週間の表を書く
紙、ペン、必要なら定規を用意します。買い足さず手持ちの材料を使えば、追加購入は不要です。
- 紙に「今週のお手伝い」と期間を書く。
- 左に項目、右に月〜日までの欄を作る。
- 終わったら丸を付けるなど、分かりやすい記録方法を決める。
- 安全に見やすい場所に置き、一週間後に項目を見直す。
| お手伝い | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タオルを一緒にたたむ | |||||||
| 決まった箱へ片付ける |
この空欄表を紙へ写して使えます。項目名は家庭に合わせて変更してください。毎日行う必要のない仕事は、実施する日だけ欄を使います。
作成案2:カレンダーに記録する
一つの項目だけを記録したい場合は、手持ちのカレンダーに丸を付ける方法もあります。シールを使うなら、対象年齢や注意表示を確認し、口に入れたり、不要な場所へ貼ったりしないように扱います。
完了の印だけだと、何をしたのか後で分からないことがあります。「タオル」「片付け」などの短い言葉を一緒に書けば、振り返りやすくなります。シールをためることに興味がない場合は、ペンで記録する方法へ変えて構いません。
作成案3:ホワイトボードに書いて消す
繰り返し使いたい場合は、ホワイトボードと、そのボードに適したペンを候補にできます。項目と曜日を書き、できたら丸を付け、週末に確認して消す方法です。消えにくいペンや、用途が合わない洗剤を使わず、商品の表示に従います。
小さなマグネットを切り分けて完了札にする方法は、この作成案では使いません。消費者庁は、玩具から外れた複数の強力な磁石の誤飲で消化管に穴が開く事故を注意喚起しています。この事故資料は特定の磁石入り玩具についてのもので、すべての文具の危険度を同一とする意味ではありません。家庭内の小部品や破損の確認、年下の子が触れない保管を大切にしてください。
材料費は、買うものだけを合計する
以下はすべての単価を110円と仮定した計算例です。実在する商品の価格・取扱店舗・在庫を保証するものではありません。購入時の表示価格を使って計算し直してください。
| 仮定する購入内容 | 計算 | 合計 |
|---|---|---|
| 紙1点+ペン1点 | 110円×2点 | 220円 |
| カレンダー1点+シール1点 | 110円×2点 | 220円 |
| ボード1点+ペン1点+消す道具1点 | 110円×3点 | 330円 |
手持ちの道具は新たな購入費に入れず、買い足す固定用品や替えのシールなどは別に計上します。「100均だから全部110円」「どの方式でも同じ予算」とは限りません。店頭では寸法、使えるペン、対象年齢、固定方法も確認しましょう。
続けるための見直し方
一週間使ってみて、項目が難しかった、記録しにくかった、見えにくかったなどを子どもと一緒に確認します。使う必要がなくなったら、いったん止めても構いません。表の方法だけで習慣化や自立を保証することはできません。
ごほうびを設けるかどうかは家庭で決めます。設ける場合は、回数と内容を事前に説明し、実際に用意できる範囲にします。基本的な食事や休息を取り上げる条件にしたり、きょうだい同士を競わせたりする必要はありません。
表を家の外へ持ち出したり、写真で公開したりする際は、氏名、学校、生活時間が分からないよう確認します。子どもの願いを一緒に言葉にする例は七夕の願い事の書き方にもまとめています。

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