ChatGPTはYouTube動画の構成や台本の下書きを考える補助に使えます。ただし、台本を作れたことと、動画が視聴されること、収益化審査に通ることは別です。ここでは一本の動画を企画する例と、公開前の確認を紹介します。
YouTubeの公式条件の確認日:2026年10月11日。収入や審査通過を保証する記事ではありません。
まず「視聴者の一つの疑問」を決める
例として「自転車で1km走る時間の計算」を扱います。視聴者が見終わった時に、距離と速度から時間を計算し、停止・駐輪時間を別に考えられる内容を目指します。根拠のない健康効果や全国平均速度は足しません。
自転車の所要時間を説明する短い動画の構成を考えてください。計算例は距離1km、速度12km/hで5分です。これは仮定であり平均値ではありません。信号待ちと駐輪の時間は別に考えます。導入、計算、注意点、締めの四つに分け、未確認の効果や統計は追加しないでください。
構成と撮影内容の例
| 場面 | 伝える内容 | 画面の案 |
|---|---|---|
| 導入 | 1kmの時間は速度で変わる | 題名と距離の表示 |
| 計算 | 1÷12×60=5分 | 自作の計算図 |
| 注意点 | 信号待ち・坂道・駐輪で変わる | 停止時間は別枠と示す図 |
| 締め | 実際の移動を安全に記録して調整する | 計算と実測の違いを表示 |
これは記事用の企画例で、実際に投稿した動画や収益の実績ではありません。走行中のスマートフォン操作や、撮影のための危険な運転は行わないでください。計算の説明は自転車の所要時間の記事にもあります。
AIの台本を、撮れる内容に直す
「景色を映す」と書かれていても、自分が撮影できる場所や人物の許可があるか確認します。撮影していない実験を「試した結果」と語ったり、他人の映像を自分の体験として扱ったりすることは避けましょう。
タイトルは内容に合うものにします。この例なら「自転車1kmの時間を計算|信号待ちは別に考える」のように、実際に説明することを示せます。「絶対に5分」「誰でも速くなる」といった内容を超える約束はしません。
素材の権利とAI利用の開示を確認する
映像、画像、音楽、効果音にはそれぞれ利用条件があります。商用利用、加工、配信先、クレジット表記の条件を記録しましょう。AIで作った素材にもサービスの規約や他者の権利の確認が必要です。
本物と誤認されるようなAI生成・大幅な改変を含む映像や音声等は、YouTubeが求める開示の対象になる場合があります。台本の補助だけか、リアルな生成素材も含むかで判断が異なるため、YouTubeの生成AIコンテンツの開示案内を確認してください。
収益化は、数値と内容の両方が関わる
公式のYPP案内では、登録者1,000人に加え、直近12か月の対象となる公開動画の再生時間4,000時間、または直近90日の対象となるショートの視聴回数1,000万回という参加基準が示されています。ショートフィードの再生時間は4,000時間の要件に含まれません。地域・機能による早期アクセス等の条件は別に確認してください。
数値を満たしても自動承認ではなく、前提条件とチャンネルの審査があります。申請時はYPPの概要と利用資格とYouTube Studioの現在の案内を確認します。
また、YouTubeの収益化ポリシーは、量産・繰り返しや再利用されたコンテンツの扱いも定めています。文章や画像を少し入れ替えた動画を大量に作ることが、収益化への近道になるとはいえません。AIを使ったという理由だけで可否を決めず、実際の内容と制作の工夫を確認する必要があります。
一本目を公開する前のチェック
- 説明した事実・数字・計算を元資料で確かめる。
- 独自の説明、撮影や図解など、視聴者に渡す価値を確認する。
- 素材の権利、人物の同意、個人情報の写り込みを確認する。
- タイトル・サムネイル・説明欄が動画の内容に合うか確認する。
- 必要な開示と出典を付け、全編を見直す。
ChatGPTへの入力や回答確認の基本は、初めて使う手順も参考になります。

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